ここで取り上げるのは、前方抱え込み宙返り。
飛び込み前転の発展系ですが、難易度が跳ね上がります。
感覚を掴むまで、ロイター板かトランポリン。そしてエバーマットが必要になります。
助走を取って跳び箱と同じように膝を伸ばして両足で踏み切り、ジャンプ方向は真上です(実際は慣性が働くので斜め方向への跳躍になります)。
腕は、振り上げるか、振り下ろすか、肩に引っ掛けるか、大きく3通りありますが、振り下ろすやり方が一番取っ付きやすいでしょう。
ジャンプの直後に腕を振り下ろし、出来るだけ体を縮めます。
300度あたりまで回転したら体を開いて着地の態勢を取ります。
慣れるまで、繰り返し繰り返し。
着地するまで地面が見えないので、空中で自分がどういう状態になっているのかが分かるようになるまで、ひたすら繰り返し。
使うのは瞬発力。
スネのあたりが筋肉痛になります。