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志木躰道協会


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> 第39回 全国少年少女躰道優勝大会
8月27日(日)に青森県武道館にて全国少年少女大会と全国高校生大会が行われました。
今年は去年より少し数を減らして、少年少女10名、高校生1名という編成です。
それでも数年前では考えられない人数ですが。
そして目を引くのは高校生の存在。
志木道場から高校生が全国大会に出る日が実現するなんて!

というわけで、久々に熱く語っていきます。
いざ長文。お覚悟を。



・低学年男子法形
彼にとって個人種目は初挑戦。
緊張から一番最初の直状突きで尻もちを着いてしまい、真っ白に。
それでも誤技をしたところで逆に我に返り、その後は冷静で確実な法形を最後まで通しました。
途中で修正できるのが、この子らしさでもあります。
初戦敗退。試合後は今までに見た事もないような大号泣。
そして「もっとちゃんと練習しなきゃ」という決意を口にしました。

・低学年女子法形
2回目の挑戦。去年はベスト8。
彼女は、小さい時から「3年生の時に全国優勝する」と公言しており、今回のこの大会のこの種目をターゲットにしてずっとやってきました。
ダラけたりサボったりしている所を見た事がない、正に練習の虫。
「だって日本一になりたいもん」
今年は遠征も増やし、経験を積み、勝ち癖を付け、いよいよ全てを出しきる日。舞台は整った!
しかし、結果は悔しい悔しい準優勝。
本人はもちろん、仲間もみんな悔しがっていますが銀メダルは立派な成績です。
志木としてはどれくらいぶりなんだろう?
でも「おめでとう」よりも「悔しいね」みたいな。
それは、この子の努力と意識の高さを知っているから。「おめでとう」は優勝した時にとっておこう。
上には上がいる。でも、確実に背中は捉えている。もう少し。あと少し。
涙を拭いたその目は、既に次の目標を見据えていました。
間違いなく、さらに強くなるでしょう。

・高学年男子法形A
病弱、年度末生まれ、低身長。
あらゆるハンデを努力と根性と母ちゃんの檄で乗り越える不屈の男。
4年生になるまで優勝経験のなかった「負けず嫌い」が今年、ようやく開花しました。
もはや、誰もが認める志木のエースです。
山梨大会で負けて以降、三大会連続優勝し破竹の連勝街道を突き進んだ勢いそのままに挑む2度目のチャレンジは「法形に集中したいから実戦は出ない」という決意を胸に。気力充実。
しかし、全国大会独特の雰囲気に飲まれてしまいました。
結果はベスト8ですが、本人的にはいつも通りできていればという思いがあったはず。
しかも、今年唯一の敗戦と同じ相手。悔しくない訳が無い。
とはいえ、それも含めて全国大会。
いずれその名を轟かす存在になり得る志木のエースは、この経験を肥やしにして前に進んで行くでしょう。

・高学年男子法形B
子供は一般的に、良い時と悪い時の差が激しいです。
調子の良い時は一気に伸びるし、悪い時は全く伸びません。
しかし、超が付く程真面目なこの子に限っては例外で、緩やかですが確実に同じペースで伸びていきます。
もうひとつ。この学年の男子は数が多く、他に4人の子が公式戦の個人メダルを持っていますが彼にはそういった実績がありません。
それでも代表に選出されたのは、そういうコツコツと真面目に取り組む姿勢が結果となって現れたのだと思います。
決してサプライズ枠なんかではありません。
前置きが長くなりましたが、初めての全国大会個人競技。
結果は2勝してのベスト8でした。
「もう1勝したかったな」
あんなに消極的で自分を過小評価しがちだった子が、欲を見せたのは大収穫。
君は自分が思ってるより凄いんだぜ。

・高学年女子法形A
6年生ではありますが、個人法形は初エントリー。
所作の美しさを武器に上位を狙いますが、無念の初戦敗退。
この悔しさを実戦にぶつける事になります。
それは後述。

・高学年女子法形B
3年目のこの競技。
しかし、今年はここまで調子が上がらず後輩達にも次々と負けるという状況。
一時は腐りかけもしました。
大会2週間前。意地になって追及しすぎていたスピードをようやく捨てる決意。
これにより鳴りを潜めていたしなやかさが蘇りました。
2勝してのベスト8です。
課題もハッキリとしたし意地を張る理由もなくなりました。
自信を取り戻して、また来年です。

・高学年男子実戦A
ビビらないのが持ち味。
個人競技はこれが全国デビューとなります。
しかし、全国チャンピオンの力をまざまざと見せつけられました。
手も足も出ないとは正にこの事。圧力。風格。
試合後、悔しい気持ちと「ああいう風になりたい」という気持ちがごちゃごちゃだったと思います。
とは言っても、全国ベスト8は立派な成績です。
王者と戦った経験は次へと繋がるものと信じています。

・高学年男子実戦B
3回目の全国大会は実戦のみでのエントリー。
階級は上がりましたが、調子の上がらないまま迎えた全国大会。
最初のバッティングで心が折れてしまいました。
なすすべなく初戦敗退。
ただ、このまま終わる選手ではないので、ここからが彼にとって本当の勝負になります。
負ける事は決して恥ずかしい事でも格好悪い事でもありません。
そこから何を学ぶかが何よりも大事なのです。
まずは自分に勝つんだ!

・高学年女子実戦A
この競技は2回目の出場。
場外注意1回で気が付いたら負けていたというのが去年。
当て感も良くいい技も持っているので、とにかく気持ちで負けない事を意識しました。
法形が不本意な結果で終わり、実戦にかける気持ちはどんどん膨れ上がります。
緊張と不安に押し潰されそうになりながらも、足に痣を作りながらも、運足だけは絶対に止めませんでした。
常に動き、常に技を出す。
その結果、見事に3位。銅メダルです。
「嬉しい」よりも「ほっとした」という表情なのが彼女らしさ。おめでとう!

・高学年女子実戦B
この競技は初出場。
ほんの4ヶ月前までは、1分半の間で1回か2回しか技を出せなかった子が化けました。
しかし、その進化に追いつけなかったのが「経験」でした。
場外ポイントで初戦敗退。
素質はあるので、あとは経験!

・中学生男子実戦
選考時、最後まで全国に出すか出さないか。と、当落線上にいたのが彼でした。
先生方から「気持ちを見せてみろ!」と延々ミット打ちを経て、ギリギリ滑り込みでの選出。
選ばれたからには無様な試合をする訳にはいきません。
全力を出し切るために磨きに磨いた得意技。連技。
夏休みは部活の合間を縫ってひたすら自主練習。
やれる事は全てやって、見事にベスト8です。
代表滑り込みからのこの成績は自信を持っていいと思います。
今後は「もう当落線上なんて言わせない!」という活躍に期待です。

・高校生級位法形
埼玉代表が町道場所属の白帯のみという新鮮さ。
本来ならば「新人法形」で出場する予定でした。
しかし、「新人法形がひとりしかいないから級位で出るしかないんだけど、どうする?」というイレギュラー発生。
普通なら尻ごみしてしまう所ですが「級位で出ます」と即答。
そうでした。彼は漢でした。
志木道場、子供達みんなのお兄さん。眩しいね。輝いてるね。
「両親と兄に青森まで連れてきてもらって1試合で帰るのは申し訳なさすぎる」と、とにかくまずは目先の1勝を目指して挑み見事に有言実行。
大健闘の4位でした。また来年、級位をかき回して欲しいですね。
でも来年、「級位なくなったから段位で出るしかないんだけど」なんて言われたら、きっと彼は泣きます。

・展開競技
結成当初は補欠のBチームだった「チーム一桁年齢」。
Aチーム解散により埼玉代表として出場した去年は、ひとつ上に5.5点差をつけられてのぶっちぎり最下位でした。
「かわいい展開」と評され、このまま終わったらただの記念出場。そんなの絶対に嫌だ。
今年はひとりメンバーを入れ替えての再挑戦です。
目標は5.5点を埋める事。
全国を驚かせる事。
そのために、かなりハードな練習を繰り返してきました。
結果は12チーム中10位。
最下位脱出。よく頑張りました。
さて、このチームの成長ストーリーはここまでが序盤です。
次からは第二章に入っていきます。
チームの平均年齢は、まだ一桁。
伸び代だけはどのチームよりもあるつもりです。
全国の方々が「毎年の成長が楽しみ」と思ってくれるような、そんな土台は出来上がったと思うので、この過程を大事にしながら今後も続けていきたいと思っています。



最後に。
青森の皆様、関係者の方々、ありがとうございました!
総合成績は、去年1ポイントで11位だったのに対し、9ポイントで9位という着実なジャンプアップ。
志木のとある先生が言いました。
「こんだけベスト8が並ぶなんて、すっかり強豪だな」
志木の盛り上がりは、まだまだ続きます。


(※ 掲載している分の選手の活躍は保護者の許可を得ております)
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by shikitaido | 2017-08-30 21:00 | 大会